Sonosが複数の音声サービスに対応するスマートスピーカーを発表

Sonos One launches with Amazon Alexa on Oct. 24; Google Assistant to follow in 2018 Additionally at launch, free software updates unlock Alexa voice control for current Sonos owners; Apple AirPlay 2 coming in 2018

Sonosが、マルチ音声サービス対応のスマートスピーカー「Sonos One」を初公開します。Amazon Alexa対応のこのスピーカーは、10月24日より発売いたします。2018年には、Google Assistant対応の製品が発表される予定です。

このリリースに伴い、現在Sonosをお使いのお客様を対象に、Alexaの音声操作対応の無料ソフトウェアアップデートが提供されます。Apple AirPlay 2のサポートも、2018年から開始されます。

ニューヨーク – 2017年10月4日 – Sonosは本日、マルチ音声サービスをサポートし、80種類を超すストリーミングサービスから音楽やポッドキャスト、オーディオブック、その他のソニックコンテンツを再生できる全く新しい音声操作のスマートスピーカー「Sonos One」を発表しました。背景に馴染むセンスのよいデザインで驚くほどリッチなサウンドを実現するSonos Oneは、199ドルの価格で10月24日より世界中で販売される予定です。本日より、www.sonos.comで予約注文を受け付けております。

この製品により、米国、英国、ドイツの音楽ファンのお客様は、Amazon Alexaに声でリクエストすることでSonos Oneを操作できるようになります。Amazon Music、iHeartRadio、Pandora、SiriusXM、TuneInの音声サポートに対応しています。まもなく、Sonos OneでSpotifyのサービスをAlexaの音声操作により楽しむことができるようになります。音声操作で一時停止やスキップ、また音量の上げ下げなど行えるだけでなく、Sonosでサポートされているすべての音楽サービスから再生できる音楽を尋ねることもできます。Sonos Oneでは、ユーザーがSonosホームサウンドシステム全体を音声で操作することができます。

音楽のサポートに加えて、Sonos OneではAlexaの優れた機能をすべて楽しむことができます。たとえば、天気予報やニュース、交通情報だけでなく、スポーツの試合経過を聞いたり、タイマーを設定したりすることが可能です。Amazon Alexa対応Sonos Oneは、クラウドアップデートを通じてよりスマートに進化していきます。

2018年には、Google Assistant対応Sonos Oneが登場します。これは、複数の主要音声サービスをサポートする唯一かつ初のスマートスピーカーとなります。Google Assistant対応Sonos Oneは、単に優れたサウンドを実現する美しいスピーカーではありません。1日を通してアシストしてくれる秘書のように利用できます。音楽を聴く、質問をする、最新のニュース情報や予定リスト尋ねる、あるいは部屋の明かりを暗くするなど、さまざまなタスクに利用できます。

SonosのCEO、パトリック・スペンスは、「私たちはストリーミングエンターテイメントの黄金時代に生きています。しかし、これほど優れたコンテンツが存在しているにもかかわらず、音質を念頭に置いて設計されていないスマートスピーカーが多く存在します。コラボに対するオープンなアプローチや音声サービスへの不可知的なアプローチ、そして多くの革新的なパートナーの強み、また家庭向けに設計した優れたプラットフォームをもって、当社はお客様に音楽を高品質なサウンドをお楽しみいただくために努力しているのです」と語っています。

Sonos Oneについて

Sonos OneはSonosホームサウンドシステムの一部であるため、別のSonosスピーカーとシームレスに機能するだけでなく、これを利用することで80種類を超す音楽サービスにアクセスすることができます。Sonos Oneをスピーカーとして単独で使用する、または2つをワイヤレスで接続しステレオサウンドを楽しむ、さらにはPLAYBASEまたはPLAYBARと一緒に使用してホームシアターサラウンドサウンドを構築することもできます。

  • 小型サイズのスピーカーながら驚くほどリッチなサウンドを実現するように一から設計されています。
  • 2つのクラスDデジタルアンプ(1つはツイーター、1つはミッドウーファー)を内蔵しています。
  • 特定の人物に焦点を絞って、音声サービスですべてがはっきりと理解されるように、6つのマイクロホンアレイと適応型雑音抑圧アルゴリズムを搭載しています。
  • エコーキャンセレーションを備えた音声キャプチャ技術により、音楽の再生中でもスピーカーでユーザーの音声が認識されます。ユーザーが声を発すると、インテリジェントに音量が下げられる(ダッキングする)ため、大声で叫ぶ必要はありません。
  • マイクがアクティブになっている場合は、スピーカーのライトが点灯します。ライトはマイクロホンアレイに給電しているのと同じ回路に配線されているため、ライトが点いていなければ、マイクがオフになっていることを意味します。
  • Sonos Oneが部屋のどこに置かれているかにかかわらず、Trueplayを使って簡単に調整し、素晴らしいサウンドを楽しむことができます。
  • Sonos Oneは、ブラックまたはホワイトのなめらかなマット仕上げで販売いたします。

米国、英国、ドイツ以外にお住まいのお客様も、素晴らしいサウンドやマルチルームのオーディオ体験、複数の音楽サービスへのアクセスなど、Sonosスピーカーのメリットをすべてお楽しみいただけます。これにより、新しい地域でリリースSonosと音声サービスを同時にリリースする際にSonos Oneにも対応できるようになります。

現在Sonosをお持ちのお客様も音声サービスを利用可能に

米国や英国、そしてドイツでは、数百万人に上るお客様にSonosをご利用いただいています。当社が現在ご提供している無料ソフトウェアアップデートにより、こうしたお客様もAmazon Alexaを通してSonosシステムを音声操作できるようになります。必要になるのは、Amazon EchoやEcho DotなどのAlexa対応デバイスとAlexaのSonosスキルのみです。音声を通して、曲の再生やプレイリストのスキップを行ったり、1つの部屋または部屋のグループを指定したり、また音量を調整したりすることができます。Sonosでは、革新的なAlexaの自然言語による音声操作が実現します。Amazon Musicのみで提供している機能です。Amazon Musicのお客様は、年代やジャンル、テンポ、ムードに基づいて音楽を選んでもらうことができます。曲の名前を思い出せなければ、歌詞で尋ねてください。

2018年にはApple AirPlay 2対応製品が登場

Sonosは、2018年にはAppleのAirPlay 2のサポートを開始すると発表いたしました。これにより、YouTubeビデオやNetflixの映画など、お気に入りのサウンドをiOSデバイスで家全体のSonosスピーカーから再生することが可能となります。Siri対応デバイスでは、音声を通してSonosスピーカーの音楽を操作することができます。

その他のお知らせ

ニューヨークで開催された本日のイベントで、Sonosは多くの発表を行いました。

お好みでSonosを直接操作2016年以降、Sonosをお使いのお客様は、Spotifyアプリから直接Sonosを操作することができるようになりました。本年末までには、PandoraやTidalなどの他の音楽サービスアプリからも直接Sonosを操作することができるようになる予定です。Audible、iHeart Radio、Kuke Musicのアプリからの直接操作は、2018年初旬に開始されます。

Sonosアプリがさらに便利に:Sonosをお持ちのお客様は、ソフトウェアのアップデートにより、さらに優れたアプリ体験をご利用いただけるようになりました。アプリは引き続き音声とパートナーのアプリと共に重要な役割を果たします。これらは、連動し、相互に補完し合います。新しいアップデートにはナビゲーションの簡素化が含まれています。画面下部のナビゲーションバーから最も重要な操作を実行できるようにわかりやすい配置にしました。これにより、音楽を流す部屋をより簡単に選択し、お気に入りの曲をサービスで素早く参照してアクセスできるようになります。

開発者プラットフォームの拡張および認証プログラム:2018年にSonosは開発者を対象とするプログラムを立ち上げ、Sonosのサウンドプラットフォームで魅力的なカスタマー体験を構築することに取り組む開発者にAPIを提供する予定です。パートナーと開発者は、技術革新を迅速に推進するために必要なツールや資料、サポートを利用することができます。当社はさらに、認証プログラムを公開しました。パートナーは「Works with Sonos」バッジを獲得することができ、Sonosをお持ちのお客様はプラットフォーム上で、会社がSonosの高い品質に見合った体験を提供していることを確認できます。Wrensilvaをはじめとした第一号の認定パートナー、TunesMap、 Lutron、 iPort、Wink、Yonomi、そして中国からはEnnoが、あと数週間または数ヶ月で認定される予定です。

新しい店舗がロンドンとベルリンにオープン:ニューヨークにある主力店舗の成功を基に、Sonosはホリデー前に第2店舗をロンドンにオープンする計画を発表しました。続いて2018年には第3店舗をベルリンにオープンする予定です。

引用

「音声で操作できるスピーカーは数多くありますが、そのほとんどは音を出すだけのデバイスです。素晴らしいサウンドを家中に届けるように設計されたシステムではありません。」とSonosのサウンドエクスペリエンスリーダーであるジャイルズ・マーティンは語っています。「私たちは3つの独立したエコシステムを組み合わせました。1つは音声操作で音楽を開始するシステム、もう1つはSonosアプリを通してお客様のプレイリストに曲を追加するシステム、そして最後がSpotifyアプリを通して別の部屋で音楽を再生できるシステムです。使い方は簡単ですが、これを開発するにはそれなりの努力が必要でした。」

ジャイルズ・マーティン、Sonos サウンドエクスペリエンスリーダー

「Sonosとの提携はエキサイティングです。Alexaのパワーと遠隔音声操作があれば、お客様に素晴らしいサウンドを楽しんでいただけると考えています」と、Amazon Alexaのシニアバイスプレジデントであるトム・テイラー氏は語りました。「Sonos Oneがあれば、お客様はAlexaでたくさんのことができるようになります。音声だけで、お気に入りの音楽をかけたり、スマートホームデバイスを操作したり、ニュースを見たり、タクシーを呼んだり、夕食を注文したり。早くお客様に体験していただきたいです。」

トム・テイラー氏、Amazon Alexa シニアバイスプレジデント