Listen Better

皆様により良い音楽を体験していただくこと。それがSonosの願いです。私たちは、16年前から製品を通じて人生を変える音楽のパワーをお客様に体験していただけるよう努力してきました。当社のビジネスは着実に成長を続けており、このような取り組みをより充実させる時が来たと考えています。そこで、音楽およびサウンドカルチャーの育成や保護を目標とするイニシアチブ 「Listen Better」を開始しました。

音楽およびサウンドカルチャーは脅威にさらされています。

世界には、社会運動に率先して従事するミュージシャンたちが不等な扱いを受けたり処罰の対象となったりしています。命の危機に瀕したミュージシャンもいます。権力者たちは、今もクリエイティブなアーティストを閉じ込め、作品を公開できないようにしています。ミュージシャンやアーティストだけでなく、プロダクションや作詞作曲などの分野でも、女性やその他の社会的立場の弱い人たちは、その声を聞いてもらうことさえ簡単ではありません。さらに、これらの問題に取り組もうとしている草の根団体も、乏しい予算やボランティア不足に悩んでいます。

当社は、様々な角度から積極的なアプローチを行い、脅威に立ち向かっています。

当社は、まず現状に耳を傾けることから始めました。パイオニア的活動家や世界中のNPO団体と会い、彼らのどのような活動をしているのか、当社にどのような支援ができるのかを把握するためです。

Sonosでは、資金、製品、自社スペース、影響力など当社独自のリソースを活用し、以下の目標を達成するため複数の団体と提携しています。

  • 音楽に対する検閲に立ち向かい、表現の自由を推進する。
  • インターネットおよび最新のテクノロジーがもたらす多様性、およびサウンドカルチャーへの平等なアクセス権を守る。
  • 環境が整っていないコミュニティで音楽教育をサポートし、次世代のアーティスト、エンジニア、科学者の育成を支援する。

当社は150万ドルを今後3年間にわたる無制限の助成金として割り当てており、選出された各NPO団体に5,000ドルから15,000ドルを支給します。Sonosは、当社の旗艦店および世界各地の自社スペースを開放し、イベント開催に活用しています。また、助成金受給団体が事業を拡大できるよう、文化的なインフルエンサーからなる当社のネットワークとともにこの取り組みを推進しています。

草の根ネットワークを支援

Sonosの使命は、率先して活動に取り組む団体に注目し、地域社会が彼らの活動とのかかわりを高めていけるようにすることです。これらの団体の活動については今後も取り上げてまいります。また、皆様も彼らの取り組みにどんな貢献ができるかをぜひ考えてみてください。

次世代育成の取り組み - STEAM

Sonosの製品はアート、テクノロジーおよびエンジニアリングの融合を体現しています。そのため、「Listen Better」の取り組みには、科学(Science)、テクノロジー(Technology)、エンジニアリング(Engineering)、アート(Arts)、数学(Mathematics)を組み合わせた、いわゆる「STEAM」に力を入れている団体の支援も含まれています。当社では、次世代の若者が創造性やサウンドカルチャーを育んでいけるよう、私たちのコミュニティにおいて活動的な団体と提携しています。

Listen Better初の助成金

以下の6団体の素晴らしい取り組みに対し、それぞれ15,000ドルの助成金を贈呈しました。詳細はこちらをクリック。

Access Now
Access Now ニューヨーク(ニューヨーク州)

Access Nowは、リスクにさらされている世界中のユーザーのデジタル著作権を守り、促進する団体です。同団体は、画期的なポリシー、国際的アドボカシー活動、直接的なテクニカルサポートにより、誰もがオープンで安全なコミュニケーションの場を与えられるよう活動しています。

Access Nowの方針は、権利を尊重するための活動およびポリシーを発展、促進することです。同団体は、デジタル著作権およびオンラインセキュリティ分野において長期にわたる組織的な変化をもたらすこと目的とし、法律および国際規範の推進に努めています。また、政府、企業および民間に対し、権利に基づく、徹底したリサーチの下で政策ガイダンスの開発も行っています。

Access Nowはアドボカシー活動において、ユーザーの積極的関与、大胆な広報活動、画期的なキャンペーン戦略を活用しています。同団体のキャンペーンは、当社ポリシーの位置付けおよびアドボカシー活動に影響を与えるものです。議会や企業の役員会への働きかけ、リスクにさらされているユーザーを守るための安全なテクノロジーの提供を行うとともに、全世界のインターネットユーザーを動員し権力者に圧力をかけます。Access Nowはさらにテクノロジーソリューションやユーザーへのリアルタイムなアドバイスも提供しています。コミュニケーションの場が、オープン、自由そして安全ではないなど、リスクにさらされているユーザーを対象としています。

ARTICLE 19
ARTICLE 19 ロンドン(イギリス)

ARTICLE 19は1987年に設立されたイギリスの人権団体です。世界中の表現の自由および情報公開制度の促進と保護を目的として設立されました。同団体は、世界中の権利団体と連携し、これらの権利を行使することを目的としたキャンペーンを行っています。重点的な活動には次のようなものがあります。

  • 脅かされるような状況があれば何時も、表現の自由のため取り組むこと。この取り組みには、監視、調査、出版、アドボカシー活動、キャンペーン実施、基準の設定、訴訟が含まれます。
  • 内紛、戦争および虐殺が行われている国において、表現の自由および情報公開を守るための法令の完備についてアドバイスすること。
  • 多元主義、メディアにおける見解の独立性および多様性を守るキャンペーン活動を行うこと。
  • 権利保護の中核である基本的人権に基づいた情報公開制度を含む表現の自由を支持すること。
  • 情報の透明性を守り、市民の関与を高めるための情報公開法を提唱すること。
Freemuse
Freemuse コペンハーゲン(デンマーク)

Freemuseはアートは犯罪ではないと信じています。私たちは表現の自由を守り、提唱することを目的とした国際人権団体です。あらゆる種類のアートの創作者はもちろんのこと、芸術的で文化的な表現の鑑賞および体験を求めるオーディエンスによる表現の自由を対象とします。私たちは、キャンペーン、活動、プロジェクトを通して、対象のアーティストやオーディエンスに代わり、これらの自由を提唱しています。プロジェクト内容は、これらの価値を守り、アーティストの作品や創作活動に安全な環境を提供する義務のある団体に責任を持たせるというものです。

Freemuseは1998年に始まりました。特に音楽およびミュージシャンへの検閲が厳しかった時代です。当時はその問題に一石を投じる団体はありませんでした。以来私たちは、あらゆる形式のアートを網羅しています。Freemuseはさらに、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)との特殊諮問資格を取得しています。 これは、国際的な芸術の自由の問題における研究およびガイダンスを提供するものです。

Creative Time
Creative Time ニューヨーク(ニューヨーク州)

過去40年以上にわたり、Creative Timeはニューヨークをはじめ全米の都市、また世界中で、何千人ものアーティストによるパブリックアートプロジェクトを進めてきました。現在では、宇宙にまでその活動を広げています。同社の取り組みは、以下の3つの基本理念に基づいています。アートを重視すること、社会の形成においてアーティストの声は重要なものであること、そして公共の場はクリエイティブで自由な表現のための場であるべきということです。

Creative Timeは、その革新的で有意義なプロジェクトが評価されています。例えば、9/11のわずか6か月後に、「Tribute in Light」と呼ばれる2筋の光でロウアー・マンハッタンを彩りました。また、同プロジェクトでは、HIVの啓発用のバス広告や、ポール・チャンによる作品「Waiting for Godot in New Orleans」など様々な活動を行っています。同団体はこの時代へ重要なアートを公表すること、また、幅広いオーディエンスに関与を促すことに尽力しています。対象のオーディエンスは地域的、人種的、そして社会経済的な障害を乗り越えてきた幅広い層です。

Future of Music Coalition (FMC)
Future of Music Coalition (FMC) ワシントンD.C.

Future of Music Coalition (FMC)は、ワシントンD.C.を拠点とする非営利団体です。アーティストが活躍し、作品に対して正当で明確な対価を得られるようにするための音楽的エコシステムをサポートしています。

音楽は今や商業やエンターテインメントにとどまりません。コミュニティを形成するもの、さらにはクリエイティブなコミュニケーションであるともいえます。表現の自由が新たな脅威と直面している今、様々なアーティストが自由に自身を表現し、それをオーディエンスへと届け、スタジオからステージまで安定したキャリアを構築できるようにすることがこれまでになく重要になっています。

FMCは独自の調査、教育リソースおよび直接的なアドボカシー活動を通して、この目標に向けた取り組みを行っています。アーティストがビジネスモデルの変革を進めるのを助け、直接的なアドボカシー活動は、彼らの命や生活を揺るがすあらゆる問題を提起するミュージシャンらの声を聞き届けることを目的としています。表現の自由、低料金の医療サービス、アート資金の調達、インターネットの中立性、著作権、メディア所有権まで、FMCはあらゆるジャンルのミュージシャンのための代弁者です。

Index on Censorship
Index on Censorship ロンドン(イギリス)

Index on Censorshipは、世界中で表現の自由の基本的権利を守るキャンペーンを行っているNPOです。検閲された作家やアーティストによる作品の出版や、ディベートの促進、そして言論の自由を脅かすものの監視を行っています。Indexは、当団体のキャンペーンおよびFreedom of Expression Awards Fellowshipを通して、検閲に立ち向かう団体および個人を直接支援しています。

応募方法

Sonosの「Listen Better」に関心をお持ちの団体は、こちらのフォームにご入力の上、貴団体の取り組みについてお知らせください。2018年夏に応募書類を発行する予定となっております。

よくあるご質問

  • なぜ今この活動に取り組んでいるのですか?
    弊社は15年にわたり、ワイヤレスホームオーディオで人生を変える音楽のパワーをお客様に体験していただけるよう努力してきました。今こそ、Sonosの理念を追求するために行動を起こす時であると考えています。
  • これらの目標を選んだ理由は何ですか?
    Sonosの目標は、音楽とサウンドカルチャーに対する脅威に立ち向かうこと、そしてアーティストや次の世代のクリエイターたちが活躍できるようにするために設定されました。
  • Sonosはアクティビズム(積極行動主義)についてどのように理解していますか?
    企業として、自分たちの強みと弱みの両方を理解することは非常に重要です。Sonosはこの活動を始めたばかりですが、だからこそ活動家の声に耳を傾け、支援することから始めています。私たちの声が重要な影響を与えることができる時、そしてパートナーに必要とされる時にサポートを提供することが当社の目標です。幅広いコミュニケーション機能、資金サポート、多数の音楽ファン、アーティストとのつながりなど、Sonos独自のリソースでサポートを提供する準備が整っています。
  • Sonosはこの取り組みにどのくらいの資金を充てていますか?
    当社では150万ドルを今後3年間にわたり無制限の助成金として草の根団体に支給する予定となっています。また、製品の寄付、社員の有償ボランティア制度の実施、当社店舗スペースの提供などの活動も行っています。
  • 助成金はどのような頻度で支給されますか?
    助成金は1年に1回支給されます。
  • 応募するにはどうすればよいですか?
    上のフォームに入力の上、貴団体の取り組みについてご登録ください(これは正式な応募ではありませんのでご注意ください)。登録団体を対象に2018年夏に公募を行います。
  • 助成金の支給により、社会にどのような影響を与えることができますか?
    「Listen Better」の取り組みを企画するにあたり、多くの調査を実施し、特に草の根団体の声に耳を傾けました。このような団体にポジティブな影響を与えるために、Sonosに何ができるか尋ねたのです。Sonosのアプローチは、調査の結果得た次のようなポイントに基づいています。
    • 最も持続的な変化は、ゼロから生まれる。National Committee for Responsive Philanthropyによると、政策による権利擁護に対して慈善財団が投資した1ドルにつき、コミュニティ団体や市民参加は115ドルの利益をコミュニティにもたらすと言われています。
    • 従来の企業財団は、大規模なNGO団体ばかり支援している。これにより草の根団体は資金不足に陥ります。非営利報道協会によると、アメリカではおよそ2.3%の非営利団体が、非営利団体による収益全体の90%を占めています。大規模なNGO団体にも支援は必要ですが、持続的な変化をもたらすため、当社はバランスのとれたポートフォリオを目指しています。
    • コミュニティベースの団体は特に支援を必要としている。活動家との話し合いで、この意見が明確に伝わってきました。地域の活動団体は、資金集めに苦労することが多くあります。
  • Listen BetterとSonos Caresの違いは何ですか?
    「Listen Better」は、アクティビズムと音楽・サウンドカルチャーに焦点を当てた助成金プログラムです。「Sonos Cares」はSonosの社員ボランティアプログラムで、弊社社員にコミュニティに還元できる時間を与えるものです。どちらのイニシアチブも密接に連携し、私たちと取り組みを共にする団体のニーズを満たすために機能しています。