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Sonosホームシアターの究極ガイド

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スティーブン・ザフティヒ

ケイトリン・スコット

リビングの照明を落とし、できたてのポップコーンを用意して、家族みんなでブランケットにくるまり、ソファでくつろぎながら映画を楽しむ時間は特別なもの。でも、臨場感あふれる本物のシアター体験には心躍るサウンドが必要です。このブログ記事では、予算、スペース、視聴習慣に合わせてホームシアターをセットアップする手順をご説明します。最適なサウンドバーを選ぶ方法から、インパクトのある豊かな低音を追加する方法、5.1サラウンドサウンドシステムを作り出す方法まで、必要な情報をご確認ください。

「ホームシアターをセットアップする」と聞くと、壁に穴を開けてもつれたコードを通したり、複雑なレシーバーをいくつも用意したり、複数のリモコンで操作したり、何十万円もかかったりするというイメージが思い浮かぶかもしれません。1980年代はそうだったかもしれませんが、今では映画館のようなサウンドをご自宅で再現することがこれまでになく簡単になっただけでなく、ますます重要視されています。(テレビの画面がどんどん薄くなっていることで、テレビが処理できるサウンドの質もどんどん落ちてきています)。

とはいえ、自分にぴったりのホームシアターをセットアップするために決めなければならないことが多すぎて、途方にくれてしまう方もいるかもしれません。それを踏まえて、自宅でシアターサウンドを楽しむために考慮すべき点をこのガイドでわかりやすくご説明します。

まずは数字の話をしましょう。

ホームシアターを設定する際には「3.1」や「5.1」といった数字をよく目にするでしょう。複雑な感じがしますが、ご安心ください。この数字は、異なる設定のサラウンドサウンドを表しているだけです。

1つ目の数字はシステムの中にいくつのスピーカーチャンネルが存在するかを示し、2つ目の数字は追加されたサブウーファーを示します(詳しい説明は後ほど)。たとえば、3.1ホームシアターシステムの場合、「3」はスピーカーの3つのチャンネル(左、右、中央)を表し、「.1」は追加されたサブウーファーを表します。ここにリアスピーカーを2つ追加した場合、標準的なサラウンドサウンドとされる5.1のセットアップとなります。

これで基本は理解できたと思いますので、さっそく始めましょう。

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まずはサウンドバーから

外付けのスピーカーを追加するだけで、テレビで再生するお気に入りのテレビ番組や映画、ゲームのサウンドは劇的に改善されます。サウンドはより際立ち、セリフが聴こえやすくなり、低音の迫力が増します。

Sonosのホームシアタースピーカーはどれもアカデミー賞やエミー賞の受賞歴を誇るサウンドエンジニアによってチューニングされているため、作者が意図した本来の音質で映画やテレビ番組のサウンドが再現されます。

Sonos Arc

立体感のあるサウンドで物語の主人公の気分を味わいたいなら、Sonos Arcをお選びください。ハイトチャンネル専用のドライバーにより、テレビ番組、映画、ゲームをDolby Atmos(ドルビーアトモス)の臨場感あふれるリアルなサウンドで体験できます。テレビを見ていないときには、Apple Music、Amazon Music、Spotifyなど100を超える音楽配信サービスの音楽をSonos Arcで聴くことができます。丸みをおびたシームレスなフォルムのSonos Arcは、テレビの下に設置しても、家具の上に置いても、ご自宅のインテリアにしっくり馴染みます。Sonos Arcはお使いのリモコンと自動的にペアリングされ、Sonosアプリ、Apple AirPlay 2、音楽配信サービスのアプリ、あるいは音声操作でコントロール可能です。

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Sonos Beam

コンパクトなお部屋から標準的な広さのお部屋(そしてテレビ)には、Sonos Beamがお勧めです。Sonosでも1番人気のスマートサウンドバーは、1台ですべてをこなします。テレビ番組、映画、ゲームをより鮮明なサウンドで再生し、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)の臨場感をお楽しみいただけるほか、Sonos Arcと同様に、テレビを見ていないときには音楽やポッドキャストなどを深みのあるサウンドで部屋中に響かせることができます。また、静かに過ごしたいときのために、AudibleやCalmなどのアプリに対応する機能も搭載しています。Sonos Beamの設定はシンプルです。お使いのリモコンと自動的にペアリングされ、Sonosアプリ、Apple AirPlay 2、音楽配信サービスのアプリ、あるいは音声操作で手軽にコントロール可能。テレビの前の家具の上に置くことも、壁に掛けて設置することもできます。

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Sonos Ray

アパートやマンションなどの小さめの空間には、Sonos Rayが最適です。一番コンパクトで低価格のサウンドバーで、ドラマの臨場感をお求めになりやすい価格で楽しみましょう。設置される空間を選ばない設計で、すべての音響コンポーネントが前面に向けて配置されています。テレビ台の収納スペースに入れて使用してもサウンドには一切影響しません(つまり、家具でサウンドが遮られることがないのです)。さらに、Sonos Rayはほとんどのテレビに対応。お使いのリモコンで操作が可能です。聞こえやすいセリフとバランスの取れた自然な低音で、映画、テレビ番組、音楽を存分にお楽しみください。他のSonosサウンドバーと同様に、SonosアプリやApple Airplay 2、お気に入りの音楽配信サービスのアプリなどで手軽に操作できます。

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ご自宅のテレビに最適なサウンドバーを決めかねている場合は、こちらからセットアップの条件をさらに詳しくご確認ください。

ホームシアターの豆知識

Sonosのホームシアタースピーカーには、サウンド体験を向上する機能が搭載されています。アプリをタップするだけで、セリフを聴きやすくしたり、低い音量での再生時にもサウンドを向上したりすることができます。

スピーチエンハンスメント:再生中画面で吹き出しアイコンをタップすれば、会話の音声が強調されます。アクションや効果音が激しいシーンでもセリフを聞き逃すことはありません。

ナイトサウンド:三日月のアイコンをタップすれば、ご家族や近所の人を起こさないようにサウンドをバランスよく再生できます。ささやき声のシーンで音量を上げたり、爆発音であわてて音量を下げたりする必要はありません。

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サブウーファーを追加

お使いのシステムにサブウーファーを追加して、筋書きを理解するだけでなく、登場人物の感情をリアルに体感してみませんか?Sonosが提供する2つのオプション、Sonos SubとSonos Sub Miniからお選びください。

良くなるのは低音だけじゃない

テレビ番組、映画、音楽で大胆な低音を楽しめるようになるだけでなく、お使いのシステムにサブウーファーを追加すると、スピーカーのパフォーマンスも向上します。(ここから少し技術的な話になりますがお付き合いください。)Sonosのホームシアタースピーカーは、会話などの高周波のサウンドを「ツイーター」で再生します。中音と低音の周波数はどちらも「ウーファー」で再生されます。低音域をサブウーファーに任せることで、スピーカーは中音域のサウンドをより効率的に再生できるようになります。つまり、サブウーファーを追加すると、より豊かな低音を体験できるだけでなく、ホームシアタースピーカーからもさらに優れたサウンドが響くようになるのです。

振動ゼロの低音

サブウーファーに関して皆さんが最も気にすることは、「振動するのか」という点でしょう。サブウーファーはかなりのパワーを出力する機器であり、時には壁にかけられた絵が振動することもあるほどです。しかし、Sonos SubやSub Miniは従来のサブウーファーで生じる振動を打ち消すように特別に設計されています。Sonos SubやSub Miniの中央にある穴のデザインは「トンネル」と呼ばれ、見た目が美しいだけでなく、両面に搭載されたウーファーが振動を強制的に打ち消すことで、振動を最小限に抑えるよう設計されています。

では、お使いのシステムにはどちらのSonosサブウーファーを追加するべきでしょうか?大きなお部屋全体にパワフルな低音を響かせたいなら、Sonos Subが最適な選択と言えます。一方で、アパートのお部屋や寝室などの比較的小さな空間でより大胆な低音を追加したい場合には、Sonos Sub Miniがお勧めです。また、サウンド体験を最大限に高めるため、Sonosではお使いのサウンドバーに最も適したサブウーファーを選択することを推奨しています。Sonosが推奨するスピーカーとサブウーファーの組み合わせは、こちらをご覧ください。

Sonos Subのご購入はこちらから。Sonos Sub Miniの購入はこちらから。

ホームシアターの豆知識

ホームシアタースピーカーとサブウーファーのセットは「3.1」と呼ばれます。「3」はスピーカーの3つのチャンネル(左、右、中央)を表し、「.1」は追加されたサブウーファーを表します。

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2台のリアスピーカーを接続して5.1サラウンドサウンドに

さて、ホームシアタースピーカーとサブウーファーを設定しました。ここにさらに2台のスピーカーを追加したら、どれだけの違いが生まれるでしょうか?その違いは歴然です。テレビドラマのシーンや映画のアクション、そして音楽を心ゆくまで楽しみたい方には、5.1サラウンドサウンドがお勧めです。

まるでサウンドの新世界

ホームシアターシステムに型が同じ2台のリアスピーカーを追加すると、サウンドのもつポテンシャルを最大限に発揮させることができます。これまで聴いてきた音楽のまったく新しい要素が見つかり、テレビを見る際には包み込まれるようなサウンドを体感できます。さらに、音楽を聴いている時にはリアスピーカーでフルサウンドを再生するか、環境サウンドを再生するかを選ぶこともできます。

ニーズに合わせて選ぶスピーカー

Sonosスピーカーの豊富なラインナップからスピーカーを選択し、サラウンドサウンド設定を完成させましょう。コンパクトなサイズ感と極上のサウンドの完璧なバランスをお求めなら、2台のSonos Era 100スピーカーがお勧めです。自宅のインテリアに自然に溶け込むスピーカーをお探しなら、IKEAとのコラボから生まれたSYMFONISKスピーカーも、すべてのSonosサウンドバーと一緒にお使いいただけます。ご自宅で究極のDolby Atmos(ドルビーアトモス)を楽しみたいなら、2台のSonos Era 300スピーカーをお選びください。

シームレスな統合

他のSonos製品と同様、サラウンドスピーカーの設定は数分で完了します。電源につないだら、Sonosアプリを使用してサウンドバーとペアリングするだけです。音声操作を追加したいときは、Sonos Era 300やSonos Era 100をリアスピーカーとして使えば音声操作をシステム全体で使用できます。

リアサラウンドとImmersive Setのご購入はこちらから。

リアスピーカーをホームシアターに追加する際に悩む要素のひとつは、その設置場所です。Sonosでは、設置しやすいようにさまざまなスピーカースタンドやマウントをご用意しています。お部屋に最適なアクセサリーは、こちらからお選びください。

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Sonos Era 300でマルチチャンネルサラウンドサウンドを体験

Sonos Era 300をリアスピーカーとして使用し、Sonos ArcやSono Beam (Gen 2) などのサウンドバーとペアリングすれば、究極のサラウンドサウンドが実現します。Sonos Era 300を追加したホームシアターシステムはDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応し、前からだけでなく、左右、後ろ、そして上からも音を感じさせるサラウンドサウンド体験を生み出します。

マルチチャンネルサラウンドサウンドを体験するには、通常は最低4台のスピーカーが必要です。通常は2台のリアスピーカーをソファの左右に頭の高さに設置し、残り2台を上方に設置します。これにより、頭上を急降下するヘリコプターのような縦方向のサウンドが再生されます。

しかし、Sonos Era 300の画期的な音響工学では、2台のリアスピーカーだけで同様の縦方向感覚が実現します。上向きのドライバーが音をビーム状に放出して天井に反射させるのでサウンドが上から流れてくるように感じられ、スピーカーを追加することなく頭上のサウンドを再生します。

Sonos Era 300はサウンドを外向きに拡散するので、広くゆったりとしたサウンドステージが生まれ、全方向からサウンドに包まれるように感じられます。

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ホームシアターが完成したら、Trueplay™でチューニングを行いましょう。その空間に最適なサウンドが再生されていることを簡単に確認できます。また、他のお部屋にスピーカーを追加するのも簡単です。キッチンにもスピーカーがあれば、ポップコーンを取りにソファから離れてもサウンドを聴き逃すことはありません。もしかすると、一番難しいのは観たい映画や聴きたい音楽を決めることかもしれませんね。

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