初心者向けガイド

スポーツ観戦のためのサラウンドサウンド入門ガイド

ブラックのSonos Arc Ultra、Sonos Sub 4と2台のSonos Era 300をリアサラウンドに使用してバスケットボールの試合を観戦している友人たち。

木製バット乾いた打球音。ホッケーのスラップショットがポストを叩く鋭い音。サッカーボールがゴールネットを揺らす音、そしてその直後に響きわたる歓声。スポーツを象徴するこれらの音は、観る者の心を熱くする力を持っています。

観客としてスポーツに完全に没入したいのなら、必ずしもスタジアムへ足を運ぶ必要はありません。サラウンドサウンド対応のホームシアターシステムなら、迫力ある映像、クリアな実況解説、そしてあらゆる方向から響く試合のサウンドによって、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。このガイドでは、自宅のリビングにいながら、まるでサイドラインに立っているような体験を再現するためのポイントをご紹介します。

サラウンドサウンドでスポーツを観戦できますか?

サラウンドサウンド対応のホームシアターシステムをお持ちであれば、好きなスポーツの試合をまるで現地で観ているような迫力で体感できます。

ほとんどの大きなスポーツイベントは、耳の高さのオーディオチャンネル5つ(フロント左、フロント右、センター、リア左、リア右)と低音チャンネル1つが使用される5.1サラウンドサウンドで放送されます。放送局は会場中に戦略的にマイクを配置して、グラウンド上での選手同士の接触音や、観客のざわめきなどの環境音、そしてバスケットボールのリングにボールがあたる動作音などを捉えます。これらのサウンドがミックスされ、会場の観声がサイドとリアチャンネルからグラウンド上の音がフロントから聴こえ、実際に試合の中にいるようなオーディオ体験が再現されます。

ケーブルテレビ、衛生放送、ストリーミングサービスのいずれを使用して観戦する場合も、利用可能であればサラウンドサウンドにアクセスできます。一部のプレミアム放送では、7.1サラウンドサウンド(2つの追加サイドチャンネルを含む)またはDolby Atmos(ドルビーアトモス)の空間オーディオ(高さを追加した立体的なサウンド)を利用することができます。

ただし、サラウンド効果の違いを正確に感じ取るためには、サラウンドサウンドに対応した再生システムが必要です。 リスニングエリアの前後にスピーカーを配置したホームシアター構成、またはDolby Atmos対応のSonos Arc Ultraなどのシステムが理想的です。

スポーツ観戦におけるサラウンドサウンドとはどのような体験でしょうか?

自宅でスポーツを観戦する場合、画面上でプレーをより見やすかったり、プレーごとにわかりやすい解説を聞けたりと、これまでも多くの利点がありました。それでも、ソファから観るのとは異なり、スタジアムに実際にいるときの興奮と一体感には、まだ及びません。

これを変えるのがサラウンドサウンドです。この技術は、会場では観客の騒音に紛れて聞こえないようなグラウンド上の音を拾って増幅させるので、スタジアムの席では不可能な方法で試合を体験できるようになります。総合的に、驚くほど臨場感あふれる、試合の最前列にいるようなオーディオ体験が自宅にいながら実現します。本当の意味で「生」の体験に勝るものはないとしても、うまくデザインされたサラウンドサウンドシステムは、思ったよりもそれに近い体験を提供することができます。

ホワイトのSonos Arc Ultraでテレビを見るカップル。一人はホワイトのSonos Aceヘッドフォンを着用し、もう一人は読書中。
ポップコーンを食べながら、ホワイトのSonos Beam、Sonos Sub Mini、2台のSonos Era 100をリアサラウンドに使用してバスケットボールを見ているカップル。

実況音声もサラウンドサウンドで向上

先ほど触れたように、通常のサラウンドサウンド放送には会場内に設置された複数のマイクが拾うさまざまな音が含まれています。その中には、音響管理された実況ブースから届けられる実況アナウンサーと解説者の専用オーディオトラックも含まれます。

アナウンサーの声は通常、テレビ画面の真下に配置されるサラウンドサウンドシステムのセンターチャンネルにミックスされます。これにより、画面上のアクションと声が結び付きやすく、歓声や試合の音で他のチャンネルが埋め尽くされても実況解説を聞き逃すことはありません。

アナウンサーと解説者の会話をもっと聞き取りやすくしたいなら、新たなAI技術によるスピーチエンハンスメント機能をご利用ください。Sonos Arc Ultraサウンドバーに搭載のこの機能は、機械学習モデルを使用して会話音声をよりクリアに再生します。

スポーツをサラウンドサウンドで楽しむ方法

Sonosで5.1サラウンドサウンドを再生するには、以下が必要です。

  • センター、フロント左、フロント右チャンネル用のサウンドバー1台(Sonos Arc UltraまたはSonos Beamなど)。
  • リアスピーカー2台(リア左チャンネル用とリア右チャンネル用)。初心者でも高音質のサウンドを簡単に設定できるSonos Era 100スピーカー2台が最適です。プレミアムな空間オーディオ体験には、水平方向と垂直方向のチャンネルであらゆる方向から包み込まれるサウンド体験を実現する、Dolby Atmos対応のSonos Era 300スピーカー2台をおすすめします。

これらのスピーカーにより、フロントからサイド、リアへ広がるサラウンドサウンド体験が実現します。

その他のオプションや設定については、サラウンドサウンド初心者向けガイドをご覧ください。また、旧型Sonos製品で可能なサラウンドサウンドのペアリングについては、Sonosサポートをご覧ください。

Sonosの音声スワップで、自分だけの観戦モードへ

Sonos Aceヘッドフォンと対応のSonosサウンドバーをお持ちなら、アクションの真っ只中にいるようなオーディオ体験が可能になります。Sonosのテレビ音声スワップ機能は、スポーツ中継の音声をメインのサラウンドサウンドシステムからヘッドフォンへ、ボタンひとつで瞬時に切り替えられます。

この接続(WiFiに接続された対応のSonosサウンドバーが必要)により、臨場感あふれるサラウンドサウンドをヘッドフォンで楽しめます。海外中継で夜遅くに試合を観戦するときや、寝ている家族を邪魔したくない場合に最適です。Sonos Aceのアクティブノイズキャンセリング機能を活用すれば、生活音を打ち消して、スタジアムにいるような体験が実現します。

Sonosでアクションを体感

スポーツ観戦で最高のサラウンドサウンド体験をお求めなら、Sonosにおまかせください。

Sonosのプレミアムなワイヤレススピーカーは、幅広い音の質感とアクションを再現し、実際に試合を観戦しているかのようなリアルなオーディオ環境を生み出します。さらに、サウンドバーオーバーイヤーヘッドフォンなど、さまざまなオプションで、あらゆるタイプのスポーツファンの方に臨場感あふれる体験をお楽しみいただけます。

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