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初心者向け低音ガイド

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エド・ジレット

ケイトリン・スコット

Sonos SubやSonos Sub Miniを使えば、音楽やゲーム、ホームシアターのサウンドに身体で感じ取れる心地よい低域を実現できます。そもそも「低音」の定義とは?サブウーファーの役割は?そして、サブウーファーは本当に必要でしょうか?この記事では、その答えが見つかります。

サウンドに完全に圧倒されるあの瞬間―アクション映画で胸に響いてくるあの爆発音、お気に入りの一曲のあのビート、それともかすかなささやき声のあの繊細な響き―を思い出してください。その体験に、必ずと言っていいほど一役買っているのが、低音なのです。低音自体は、サウンドに奥深さと力強さを与えます。一方で、低音専用スピーカー(いわゆるサブウーファー)は、より豊かでバランスのとれたサウンド体験の実現を補います。

お使いのサウンドシステムに適したサブウーファーを追加することで、音楽の奥深いディテールや臨場感あふれる映画、そしてよりスリリングなゲームを楽しむことができます。この初心者向けガイドでは、低音の基本について学び、よくある質問にお答えします。このガイドを参考に、お使いのSonosシステムにぴったりのサブウーファーを見つけてください。

そもそも「低音」とは何を意味するのですか?

「低音」とは、音の周波数のうち最も低い帯域を指します。それは、人間が聞き取ることのできる最も低い音である20ヘルツから約100ヘルツの範囲のことです。音楽を聴いたり、映画を観たりする時に、胸に低く響いてくるあのサウンドが低音です。レゲエのベースラインが刻む鼓動のような深いリズムや、頭上を巨大な飛行機が飛んでいる時に聞こえる、エンジンが低くうなる音もそうです。

低音や、低周波数帯域の音波はパワーが漲っています。だからこそ身体全体で感じとる事ができ、遠くから(あるいは壁などの障害物越し)でも聴こえるのです。より高い音域では、このような場合は音が鈍くなったり、弱まったりします。

とはいえ、そんな低音に関するある課題が、サウンドデザイナーやエンジニアをいつの時代も悩ませてきました。それは、スタジオで再生され、録音された本来の低音を、ほとんどの人は聴くことができていないという問題です。なぜなら、そのサウンドを再生するには同じくらいパワフルなスピーカーが必要だからです。これを解決する鍵がサブウーファーなのです。

サブウーファーとは?

サブウーファーは、独立した低音専用スピーカー(いわゆる「ウーファー」)であり、力強い低音のサウンドを再現することだけを重視して設計されています。オーディオ信号を周波数帯域で棲み分け、全ての低域の信号をサブウーファーに送信することで、組み合わせられた他のスピーカーは中高帯域に集中して再生できるようになるので、より深くよりパワフルな低音を楽しむことができます。こうすることで、質を損なうことなくより広範囲のサウンドを聴くことができるのです。

Sonosは2つのサブウーファーオプション、Sonos SubSonos Sub Miniのご紹介。両モデルとも低域周波数を担うように特別に設計されており、3.1や5.1サウンドシステムの「.1」を担います。サラウンドサウンドを設定する方法は、ホームシアターの究極ガイドでさらに詳しく説明しています。

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本当にサブウーファーが必要?

結論から言えば、必要です。一般的な2チャンネルスピーカーでも、50ヘルツまでのサウンドならフルレンジで問題なく再生することができます。ただし、50ヘルツを下回ると次第にサウンドの力強さや明瞭さが失われてしまします。低音域をサブウーファーに任せることで、1つのスタンドアロンスピーカーだけで聴く場合に比べて、より豊かで奥行きある低音を体験することができます。

サブウーファーを追加するメリットは、より低い低音を再生できることだけではありません。実は、より高精細な中高域を実現することにもつながるのです。サブウーファーによって組み合わせられる他のスピーカーへの負担が減り、スピーカーでは50ヘルツ以上の音域、つまり口笛の音や、蛇の「シュー」という息の音などだけを集中して拾うことができます。これにより、中高周波数の音域でも、より繊細な歪みの少ないサウンドを実現することが可能になります。つまり、サブウーファーは、激しいアクション映画や低音が響きわたるテクノ音楽が好きな人だけにメリットをもたらすのではなく、すべての人にバランスのとれたより上質なサウンド体験を提供するのです。

サブウーファーは大きな箱型なんでしょう?どこに置くべき?

Sonos SubとSonos Sub Miniは両方とも、不必要に目立ったり、場所を取ったりすることなく、豊かな低音を実現できるよう設計されています。Sonos Subはソファーやテレビ台の下にすっきりと収まりますし、Sonos Sub Miniはどこに置いても最高のサウンドを楽しめるように設計されています。さらに、これらのサブウーファーはお使いのSonosシステムとワイヤレス接続が可能です。つまり、電源コンセントが届く場所ならどこでも置くことができ、オーディオケーブルやイーサネットケーブルの心配をする必要はありません。

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サブウーファーを使うと壁や床は振動してしまいせんか?

サブウーファーはかなりのパワーを出力することで知られており、時には壁にかけられた絵が振動することもあるほどです。ただし、Sonos SubやSonos Sub Miniは従来のサブウーファーで生じる振動を最小限に抑えるように特別に設計されています。Sonos SubやSonos Sub Miniに見られる穴のデザインは「トンネル」と呼ばれ、見た目が美しいだけでなく、向かい合って搭載されたウーファーが不要な振動を打ち消します。そのため、ご近所さんに迷惑をかけることなく、豊かで明瞭な低音を楽しむことができるのです。

低音が強すぎる場合はどうしたら良いですか?

どの設定を選択しても、Sonosアプリを使用してサウンドを自分好みにカスタマイズすることが可能です。イコライザーや音量を正確に調整することで、自分の好みや音響環境に合わせて最適な低音レベルを設定し、サブウーファーをお使いのサウンドシステムと完全に調和させることができます。

私にぴったりのSonosサブウーファーは?

アパートの一室など、比較的小さな空間にお住まいの場合、Sonos Sub Miniを使い、Sonos OneSonos Ray、あるいはSonos Beamなどのコンパクトなスピーカーやサウンドバーとペアリングすることをお勧めします。ただし、より大きめの空間で、さらに上質なサウンド体験を求めている場合は、Sonos Subを、Sonos Arcなどのパワフルなサウンドバーに追加してみてください。あなたのサウンド体験を新たな高みへと引き上げるでしょう。さらに、Sonos Subをもう1台追加して、2台のSonos Subでこれまでにない低音を感じることもできます。(これはあくまでも初心者向けガイドです。詳しくは別途紹介します。)

すべてのSonos製品と同様に、Sonos SubもSonos Sub MiniもアプリSonosアプリのサポートに従うことで既存のシステムに簡単に追加することが可能です。コンセントを差し込み、Wi-Fiに接続したら、あとはアプリに表示される手順に沿って操作しましょう。

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低音はサウンドにとってなくてはならない要素であり、耳で聞くものであると同時に、身体で感じる体験でもあります。あなたの求めるものがパワフルな低音でも、繊細かつシャープなサウンドでも、お使いのSonosシステムにSonos SubやSonos Sub Miniのようなサブウーファーを追加することで、いつもの音楽や映画、ゲームの魅力が最大限に引き出されます。これまでにないほど強力な没入体験をぜひお楽しみください。

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