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5.1と7.1サラウンドサウンド:何が違うの?

ソファに座って、ブラックのSonos Arcと2台のSonos Era 300を使用してテレビを見ているカップル

映画館のようなサウンドを自宅で再現するには、何が必要でしょう?必要なスピーカーの種類や台数、どこに置けばいいか、わからないことがあるかもしれません。そこで、Sonosがホームシアターに関する質問にすべてお答えします。このブログでは、5.1と7.1という最も普及しているサラウンドサウンドシステムの違いや最適な設置場所、そしてムービーナイトににぴったりのサラウンドサウンドシステムを構築する方法を探っていきます。それでは始めましょう!

5.1と7.1サラウンドサウンドの違いとは?

今、映画館にいるとしましょう。スクリーンではアクションシーンが展開されており、戦闘機が空中を縦横無尽に飛び回り、ヘッドフォンを通して話すパイロットのくぐもった声が聴こえます。このシアターの音響は素晴らしく、セリフは明瞭に、ジェットエンジン音は頭上を通り過ぎるように、そして敵機がスクリーンに姿を表す前に背後から迫ってくる音も聴こえてきます。このような状態をサラウンドサウンドと言います。シアター内の計算された位置に配置されたスピーカーが臨場感あふれるサウンド体験を生み出すのです。

嬉しいことに、これに似た体験はご自宅でも再現できます。必要なのは、数台のスピーカーとちょっとしたノウハウだけ。これを実現するのに役立つのが5.1と7.1サラウンドサウンドに関する知識です。このようなセットアップについてや、その構築に必要なものを知っておくと、ご自宅でシステムを構築する際に役立ちます。

「何年にもわたり製品をお届けして徐々に事業を展開していくなかで、お客様に何が喜ばれるかがわかりました。」と、ベッティーナは語ります。「お客様の反応をしっかり確認することが大切なのです。」

最初の数字(例:5.1の「5」)は、システムに含まれる耳の高さ(スピーカーなどのオーディオポイント)のチャンネルの数です。2つ目の数字はサブウーファーの数です。つまり、5.1システムには3つのフロントチャンネル(右、左、センター)と2つのリアチャンネル(左サラウンドと右サラウンド)があるということです。一方で、7.1システムには別途2つのチャンネルがあります(左サイドサラウンドと右サイドサラウンド)。このようなチャンネルが、通常は「フロントステージ」(サウンドバー)と「リアステージ」(サラウンドスピーカー)の間に配置されています。下の画像は、リビングルームでの5.1サラウンドシステムの構成を表しています。

一般的な5.1ホームシアターシステムの図

5.1と7.1のサウンドは違うのでしょうか?

ご想像の通り、7.1サラウンドサウンドシステムには5.1にはない2つのチャンネルがあるので、聴く人をオーディオで包み込むことができます。LEGO®ブロックで作る構造をイメージしてください。5.1システムは上質で臨場感あふれるオーディオを再現します。でも、そのようなシステムを構築する時は、深さや細部を追加しますよね。

5.1も7.1も、フロントスピーカーとリアスピーカーの力を借りてサラウンドサウンドを実現します。7.1システムには別途2つのチャンネルがあるので、没入感が深まります。そのため、画面で展開されているシーンの中に入り込んだような気分になれるのです。また、映画やテレビ番組をリアルに感じることもできます。というのは、実世界での音はひとつの方向からだけ聴こえるわけではないからです。

5.1と7.1サラウンドサウンドのどちらを選ぶ?

ご自身のサラウンドサウンドシステムを選択する時に考慮すべき重要な点を探っていきましょう。

空間とお部屋のサイズ

小さなお部屋なら、5.1システムをご検討ください。このシステムは、お部屋をサウンドで簡単に満たすだけでなく、選ぶスピーカーによっては(よりパワフルなスピーカーならよりパワフルなサウンドが生まれる)、7.1システムと同様の音質を実現できます。広めのお部屋なら、空間をサウンドで満たすことができる7.1をおすすめします。

予算

サラウンドサウンドシステムが複雑であるほど、予算を高く見積もっておく必要があるのは言うまでもありません。一般的に言えば、5.1システムの方が7.1よりもお手頃です。もちろん、例外はあります。たとえば、よりパワフルなサウンドバーやリアスピーカーを選べば、5.1システムの方が高価になる場合もあります。スピーカーやサブウーファーは、サイズ、出力、機能などによって値段に幅があります。

どれくらい投資を予定しているかも、ご自宅のどこにシステムを設置するかを決めるのに役立ちます。たとえば、シアタールームに費やせる予算が少ない場合は、大きなスペースではなく、小さめのお部屋などでセットアップしてもよいのです。

リスニングの好み

独自のサラウンドサウンドシステムの構築にはお金と時間がかかるので、どんなサウンド体験を実現したいか事前にしっかり考えておきましょう。スピーカーを利用して空間オーディオで音楽を聴く予定ですか?そうであれば、システムの一部としてDolby Atmos対応のスピーカーをおすすめします。このようなスピーカーがあると、システムが映画から音楽への切り替えに対応できます。

ソファに座って、ホワイトのSonos Beamと2台のSonos Era 100を使用してテレビを見ているカップル

Sonosで理想のホームシアターを実現する

5.1と7.1サラウンドサウンドの違いをご説明してきました。次は、Sonosスピーカーで独自のシステムを構築する方法をみていきましょう。各システムは、サウンドバー、リアスピーカー、サブウーファーで構成されます。

Sonos Ray + Sonos Era 100 x 2 + Sonos Sub Mini

Sonosで最もコンパクトな5.1システムなら、予算を超えることなくシアター級のサラウンド体験を実現できます。このセットアップでは、サウンドが前後から聴こえます。ロマンティックコメディ映画でのコーヒーショップでのおしゃべりから、ホラー映画で背後から近づく足音まで、すべてがリアルに再現されます。セリフは明瞭に聴こえてサウンドのバランスもよく、深みのある大胆な低音を感じられます。

Sonos Beam (Gen 2) + 2台のSonos Era 100 + Sonos Sub

次世代レベルのサウンドを体験するなら、Sonosベストセラーのサウンドバー、コンパクトなリアスピーカーとサブウーファーで、バーチャル化技術を駆使した7.1.4サラウンドサウンドを実現(バーチャルサラウンドサウンドの詳細は、究極のホームシアターガイドをご覧ください)。歪みのないパワフルな低音が、聴く人を包み込むようなサウンドステージを作り上げ、まるで実世界の音のように再現されます。

Sonos Arc + Sonos Era 300 x 2 + Sonos Sub

映画館の臨場感をそのままご自宅で再現したいなら、このサラウンドサウンドシステムをおすすめします。Sonos最上級のプレミアムサウンドバーに、リアスピーカーとサブウーファーを組み合わせてシアター級の7.1.4サラウンドサウンドを構築すると、ストーリーがまさに目の前で展開されているような没入感を体験できます。アクション映画ではジェットエンジンの唸る轟音を感じ、ホラー映画では頭上にある屋根裏部屋の床がきしむ音が聴こえます。耳に手をかざしたり、字幕をオンにしなくても、セリフが明瞭に聴こえます。Dolby Atmosでのリアルな空間オーディオや、鳥肌が立つような低音が満喫できるこのセットアップは、観る人をストーリーの真っ只中へと引き込みます。

それでは基本的なコンセプトはご理解いただけたと思いますので、次は楽しい時間を思い描きながら、夢のようなシステムを構築してみましょう。ムービーナイトを楽しむときも、平日の夜にテレビ番組を観るときも、サラウンドサウンドが感情移入を促し、あなたをスクリーンの中へと誘い込みます。1日の終わりには、日常的な毎日を忘れるために、映画などを見たい時が誰しもありますよね。アクション映画でもサイコスリラーでも、お部屋のあらゆる角度から聴こえるサウンドで、アドレナリンを感じられるかもしれません。ご自宅にぴったりのSonosサラウンドサウンドスピーカーについて詳しくは、sonos.comをご覧ください。

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